2005年8月に再構築した水槽は確かにコケが付かず長持ちしました。これはバイコムのアルジガードのおかげであることは間違い有りません。
しかし、水草がほぼ全滅したため、2009年5月3日に再度の再構築となりました。原因を徹底的に究明するために、様々な試みを行いました。PHを落とす。CO2の添加量を増やす。底床に固形肥料(WATER PLANT FERTILIZER(別名:雷オコシ))を入れる。液体肥料(ウォーターマジック N)を定期的に入れる。等等です。しかし全て駄目でした。水草は成長せず、弱っていくのみでした。そこで、考えられる原因について、行きつけのショップTのDさんに聞いてみたところ、アルジガードが臭いのではというコメントをいただきました。
そのコメントを考慮し、今回の再構築となったのですが、こちらの写真は構築1ヶ月後の撮影のものですが、アルジガード無しでは、無惨にも1ヶ月でコケだらけです!何と、底床にまでコケが付き、涙の日々でした。2009年6月3日撮影
水草水槽にはバイコムのアルジガードは良い影響を与えない、ということになります。コケは確かに寄せ付けませんので、水草の無い水槽にはうってつけでしょう。
しかし、エンゼルフィッシュを飼育する水槽にはエビを入れられない、という致命的な問題がありました。エビは餌とみなして全て食べてしまうからです。そのためのアルジガードでもあった訳です。
そこで今回は発想を改め、全てのエンゼルフィッシュはエビを食べるか?ということを検証してみることにしました。
ヤマトヌマエビを30匹入れてみました。最初エビは天敵を見つけると一斉に隠れ、10匹程は死にましたが、エンゼルフィッシュたちは無視しています。エビに興味のあるエンゼルはいないようです。
長らく観察しましたが、結局エビを食べるエンゼルフィッシュは1匹もいませんでした。20匹程のエビたちも1週間ほどでエンゼルに食べられないことが分かったのか、隠れることなく、水草についたコケを食べてくれるようになりました。
その結果を表したのが、こちらの写真です。絶望的だったコケが全く綺麗に無くなっています。
現在エンゼルフィッシュは7匹います。「ゼルくん」は2匹います。初代ゼルくんはエビを食べるのが大好きだったので、現状のエンゼルフィッシュとヤマトヌマエビの同居しているという事実は驚愕です。絶好調の水槽のコンディションがいつまでも続くことに期待しています。2009年7月5日撮影
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