60×45×45水槽のご紹介

60cmワイド水槽(60×45×45)水槽:コトブキ工芸製 レグラスフラット F 600L(60×45×45)
2010年11月までアマノ製の同様サイズの水槽を使っていましたが、使用後10年が経過したため、こちらの製品に交換しました。耐久性のある6mmガラスを採用しているため安心です。尚、コトブキ工芸さんには60cmレギュラー水槽もあります。レグラスフラット F 600S(60×30×36cm)


底床:Leaf CorporationのA&Fソイルを使っています。
pHの安定と水質浄化において水槽内の環境維持に絶大な効果を発揮すると言われています。ソイルの問題は寿命の短さです。一般的には1年程ですが、A&Fソイルはどうなるのか、今後が気がかりです。

照明:PL管36W×2のアクシー ニューツイン 600テトラ LEDライト 60とを併用しています。人気の LEDライトですが、この照明だけでは水草は無理です。
光量のあるPL管と併用することで太陽光と月光のコンビネーションが楽しめています。

ヒーター:200W×2(水温 冬場26度)
ヒーターはバックアップの意味合いを含めて全ての水槽で2つずつ使っています。但し、バックアップ用の設定水温は1度ほど下げてあります。電子レンジと魔法瓶を共に使う場合、300Wのヒーターであれば、2つ同時に作動するとブレーカーが落ちることがあるためです。

灌水:週一度1/2。飼育水はマーフィードプロ(現在は販売されていない)にオリジナル軟水器を連結しています。PH6.8位。PHは灌水前と灌水後にマーフィードのマイクロpHメーターで計測します。尚、マーフィードプロのフィルターはミックスイオンフィルターを2本使うのがベストだと思います。
尚、アフリカンシクリッドの水槽ではマーフィードのスタンダードクラシックを使用しています。こちらは硬水にする必要があるためです。

外部式フィルター外部式フィルター:エーハイムの、エコフィルター22355002217と3台の外部式フィルターを併用しています。
(現在は2217を2台使用)
濾材は全てのフィルターから純正のウレタンを取り外し、フィルターの付属品やクリオンのパワーハウスのMタイプなどをを使用しています。高い濾過能力を望む場合はセラミックなどでできた濾材のみにすることを推奨します。
さらにストレーナにスポンジフィルターを取り付けてあります。スポンジフィルターを取り付けることにより、濾材の洗浄サイクルが大幅にアップします。スポンジフィルター無しの場合ですと、この水槽ですと3ヶ月に1回ですが、取り付けると半年に1回ですみます。但し、物理濾過(ごみなどの洗浄)のためにエーハイム2217には取り付けてありません。
水槽新規立ち上げの時は勿論、フィルターを分解し濾材を洗浄する際には必ずバクテリアを添加します。私はバイコムのスーパーバイコム78とスーパーバイコム21を使っています。78は硝化菌により、魚にとって猛毒なアンモニアと亜硝酸を分解し無害化してくれます。21は硝酸塩を除去しますので、コケの発生を抑え、ヘドロやフィルターの目詰まり強力に分解してくれます。


クーラー:ゼンスイのZR−75E(水温 夏場27.5度)を使っています。このクーラーのスペックは25度設定で300L以下ですのでオーバースペック気味ですが、私の部屋は夏場非常に温度が上がり、エアコンを入れないと40度を楽に超えてしまいます。そのため、部屋のエアコンは常時入れているため丁度良いのかもしれません。尚、水槽用クーラーは温度が35度以内でないときかないので注意が必要です。

CO2:大型ボンベ(通称ミドボン)2L入り
これで1年以上はもちます。但し、レギュレーターのバルブの調整に注意が必要です。1秒に一滴ほどです。以前誤った調整により3ヶ月で空にしてしまったことがあります。タイマーで照明と連動させ電磁弁により動作させています。

キャビネット:ショップオリジナル(ミドボンを収納するため高さが80cmあります)地震対策としてミドボンとキャビネットは針金で結んであります。

餌の量餌:餌の量には注意しましょう。初心者は餌を多く与えることで失敗します!週5日テトラテトラミンスーパー(全体の1/4)、キョーリンフリーズドライ赤虫(1/2)、クロマ クロマフードタイプL(1/4) 1日2回 3分ほど食べきる程度(その間はフィルターの電源は切りテトラミンを吸わないようにします)写真で量を参考にしてください。
週2日キョーリン 冷凍クリーン赤虫3つ(お湯で解凍後与えます。凍っているのを直接与えると飼育水を汚してしまいます)、ひかりクレストコリドラス(2粒) 1日1回
餌は魚により好き嫌いがあるので、観察しながらブレンドすると良いでしょう。


肥料:明るい環境で盛んに成長する陽性水草のためにADAのグリーンブライティスペシャルLIGHTSを現在は使っています。

その他:全ての機器類に掃除をした日、交換した日などのラベルを貼ります。
プライムパワーのストレーナー、シャワーパイプ、ホースはエーハイム製に交換してあります。理由として純正の場合スポンジフィルターが取り付けづらい点と水草にマッチさせるため色が緑であることがふさわしいためです。

また全ての水槽で、ストレーナーは短く切ってあり、吸入口が水面下15cmほどのところにセットしてあります。これの理由は2つあります。
一つは、ストレーナーをそのままの長さで底床ぎりぎりのところにセットすると、魚が暴れた時などに舞ったごみや残餌を吸い込んでしまいフィルター清掃のサイクルが短くなってしまうからです。
もう一つの理由は、万一水漏れが生じた際、全滅を逃れるためです。これは以前小型水槽に殺菌灯を使用していた際、熱で殺菌灯が焼けてしまい水漏れが生じましたが、たまたまストレーナーが短く全滅を逃れたことからの教訓です。

この水槽のお魚たち:(2012年7月3日現在)レオパードベールテールエンゼル×1(通称ゼルくん)、トリカラーエンゼル×1(チビちゃん)、ホワイトマーブルエンゼル×1、ブルーエンゼル×1、ブラックエンゼル×1、ブラックモーリー×1、コリドラス×3、フライングフォックス×2
(お魚たちは変動的です。現在は定員と考え★になった場合のみ補充します)


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