フェアリー アクアリウム写真集(60×45×45水槽)

レイアウト直後

2001/12/11にレイアウトした水槽も多量のコケにより崩壊、とうとう2003/9/15に再構築の運びとなってしまいました。これはレイアウト直後に撮影したものです。底床は再利用せずに再びアクアプラントサンドを使用しました。大磯砂のように洗浄する必要が無いため手軽に使えます。この写真からもアクアプラントサンドは注水してもにごりが全くでない様子がわかります。

コケ対策実施の水槽

再レイアウト後、約2ヶ月経過の2003/11/8の様子です。水草の生長が見られますが、すでにコケが発生しています。問題はエンゼル水槽にはエビが入れられないということです。水草水槽のこけ対策にはヤマトヌマエビが一番効果があります。しかし、エンゼルたちはエビは餌だと見なすのです。
そこで私が施した対策とは、多くの石巻貝を入れること。濾過能力を上げる(プライムパワー20を3台(濾材容量7.5l)→プライムパワー20を2台+エーハイム2217(濾材容量10l)、強制的にヤマトヌマエビを入れる(50匹を2度にわったて投入。かなりは食されたが30匹ほどは残っている様子→現在全滅)

2004/4/23更新
コケ対策の最善策を見つけました。それは水面上をサルビニア・ククラータなどの浮き草で覆ってしまうことです。2パック800円程で購入し、水槽に浮かべると2週間程で水面を覆い尽くします。水槽は非常に暗く見栄えは良くありませんが、さらに2週間ほうっておき浮き草が水面を目一杯にするのです。餌を与える時はピンセットなどで浮き草をどけます。最後のほうではどけることもできない状態でしたので、餌をやる都度、隙間をつくるため浮き草を捨てていました。この方法によりすでに発生しているコケは無論無くなりませんが、新たなコケの発生は非常に減少しました。おそらくはコケの栄養素を浮き草の根が吸収していまったものと思われます。

2004/5/5更新
新たなコケ対策として3年ほど使用していなかったTETRA製の殺菌灯UV400を再び取り付けました。実はヤフオクに出品しようかとも考えていたものです。もう一つUV400を持っているので、効果により90cm水槽に取り付けるかヤフオク出品かを決めかねていましたが、その後、効果は覿面では無いものの、かなりコケを抑制していることが判明したため、90cm水槽に取り付けました。

コケ対策を要約すると

最初は、
1.照明時間を短くする(例:10時間→8時間)
2.灌水サイクルを早める((例:週1回→2回)
3.灌水量を多くする(例:1/3→2/3)
4.肥料の投下を停止する

次に、
1.ヤマトヌマエビを投入(エンゼルなど海老を食する魚がいる場合には大量に)
2.石巻貝を入れる
3.オトシンクルス(実績としてあまり効果無し)やフライングフォックス(効果あるが15cm程度まで大きくなる)を投入
4.濾過能力を上げる(濾材容量を増やす)物理的濾過効力の向上がコストパフォーマンス的に良いと思います。つまり、スモールクラスの濾材を使うことです。大きな濾材を使用中であれば、同一キャニスターケース内であっても小さな濾材のほうが、物理的濾過は向上します。論理的濾過を狙い大きなフィルターや大がかりなオーバーフローを導入するのは金銭的にも労力的にも大変だと思います。

さらに、
1.水面上を浮き草で覆ってしまう。2週間で9割を除去する。全ての除去は避けましょう。管理人は全て除去した後、再度浮き草を購入していました。
2.殺菌灯の導入

日常のメンテナンスで、
1.後景のコケの付いた水草は切る(5割まで切ってもレイアウトに問題は有りません)
2.前景のコケの付いた水草は切る(8割切っても大丈夫のようです)復活を待てればの場合ですが。全滅することもあるとは思います。

コケを撲滅させましょう!


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